商品情報 PRODUCTS
ビルサッシ同等の性能を有する大開口折れ戸
性能面での妥協は一切せず、気密性・水密性・耐風圧性・遮音性のいずれの性能もJISグレードで、ビルサッシ同等の性能を実現。
快適な空間をご提供します。
商品名の「あけてんで」とは、福井地方の方言で「あけてください」「あけてちょうだい」という意味。
天気が良く暖い日には、扉をフルオープンして、中庭やテラスにみんなで集まり、日向ぼっこしながら楽しい時間を過ごしていただきたいという想いで名付けました。
框を細くし、パネル1枚の最大幅を683.5㎜に拡大。よりよい眺望と外光の確保を実現します。
最大W10000㎜×H3000㎜のサイズに対応します。
性能面での妥協は一切せず、気密性、水密性、耐風圧性、遮音性のいずれの性能もJISグレードでアルミサッシ同等の性能を実現。
快適な空間をご提供します。
コーナー框なしで、外のような開放感が得られます。
フラット下枠を採用することにより、境界の段差をなくし安全性を確保します。
※フラット下枠は、シルバーツヤ消し1色のみ
設置状況に応じて、重量物や靴ズリなどの強度・劣化対策として、
ステンレールを採用することも可能です。
全開時に扉を固定するストッパーがついており、風の強い気候でも安全にご利用いただけます。
【オリジナル・ダイキャスト製(内側)】
内側のハンドルの材質にはADCを採用。ハンドルの誤操作を防ぐトリガーを装備し、安全性も追求しています。
【鍵付きもオプションで装着可(内側)】
鍵付きハンドルをオプション設定しており、防犯性の向上と内部からの出入りの管理が可能になります。
※マスターキーには未対応です。
【外鍵付きグレモンハンドルを設定】
外部にもハンドルの設定が可能です。これにより内外からの出入りが可能になります。
また、シリンダー錠を採用したことで、高い防犯性を実現しました。※外部ハンドルは高耐候性の材質を採用しました。
※マスターキーにも対応します。
物件名 | 株式会社加藤工機 北部営業所 |
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場所 | 宮崎県日向市 |
設計者 | 株式会社SALHAUS |
本建築は、宮崎市に本社を持つ給湯・空調設備機器等の販売、設置、保守管理を行う企業の営業所で、1階は作業場、2階が事務室の木造2階建です。
作業場とピロティで、屋内外を連続して使うことができる大きな開口部(W4.3m,H高さ3m)を設ける際に、①ガラス面から彩光を取ることができる。②スムーズに開閉の操作ができる。この2点が「あけてんで」は優れていたため、採用するに至りました。
1階の作業場は、主な役割は設備機器の保管やメンテナンスをする空間ではありますが、ただの作業場としてでは無く、地域に開かれたショールームの役割ができる場所を目指していたので、イメージに近いものが出来て良かったです。
また、折戸でシャッターボックス等が必要無いので意匠的にスッキリ納めることが出来たことも「あけてんで」の魅力だと感じました。
『北部営業所は宮崎県内の主要な幹線道路に面しているので、シャッター等で閉じてしまうのでは無く、通りに対してオープンな印象の建物になったことと、彩光面が大きいので作業場内も明るくなり従業員の働く環境としても良い空間が出来たので満足している』とのことでした。
木造の建物は、他の構造と比較すると建築自体が全体に柔らかく撓み等もあるので、施工する際に調整するのがとても難しかったと施工者の方からは伺っています。
親切に対応して頂けたので良かったです。
物件名 | 江東区立某学校 |
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場所 | 東京都江東区 |
設計者 | 株式会社あい設計 |
【あけてんで・ミュート】
開放感のある大開口が作れ、かつ操作性が容易なため採用しました。
【うららぎ】
体育館の防球柵として、壁の建具の面が揃うので採用しました。
【スクエアスリム】
L字に空間を仕切る必要があり、採用しました。
スライド時の動作がとてもスムーズでした。
また、他では代替が効かないため、プランの幅が広がって助かっています。
うららぎの木の質感がとても好評でした。
また、スクエアスリムは学校の地域開放の時などに使われています。
もう少し、框の見付が小さくなると、閉めた時の見た目が良いと思います。
物件名 | ももポート |
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場所 | 大阪府堺市 |
設計者 | 日本総合住生活株式会社・株式会社山設計工房 |
集会所の屋外と内部空間の希薄な関係を払拭するために既存壁を撤去してサッシを入れる計画をしました。その際に一般的なサッシではなく、開放性の高い折戸を検討するなかでイスターカーテンを採用するに至りました。
開放性が格段にあがり、透過性の高い空間が実現できて満足しております。
集会所の利用形態の幅が広がり、空間の印象も刷新されたことに大変好評をいただいております。
さらなる遮音性、水密性の向上があるとより使いやすくなると思います。
物件名 | エイリックタウン二日市 湯町の杜 |
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場所 | 福岡県筑紫野市 |
設計者 | 株式会社明水設計 LIA DESIGN |
キッズルームと中庭を一体の空間として利用したかった為「イスターカーテン」を採用しました。
設計の意図を実際に表現でき、一体感が生まれ良い空間となったと思います。
今回、プロジェクトの見せ場の一つとなっている部分で採用ができましたがコストがかかるため容易に採用が難しい部分があります。コスト面でもっと安価になることで共同住宅(バルコニー~LDKなど)その他住宅でも採用の幅が増えると思います。
物件名 | 横浜市立箕輪小学校 |
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場所 | 神奈川県 |
設計者 | 株式会社奥野設計 石井 秀明 様 |
2つのホールとそのホールに挟まれた光庭が一体となって、多様な学習・活動空間が展開できるように「あけてんで」を採用しました。また、体育館では、大開口に対して意匠性と機能性を満たした衝突防止スクリーンを検討している中で両方のニーズを満たす「うららぎ」を採用しました。
実際に授業で光庭とホールが一体的に活用されている場面を見ることができました。体育館においては「うららぎ」が閉じていても十分に採光と通風が得られている状態であり、木のぬくもりもあり体育館の豊かな環境づくりに寄与していると思います。
「うららぎ」は内装の木質化というテーマにも合致し、機能性・操作性も高く満足されています。また「あけてんで」も積極的に使っていただいて、授業において光庭とホールをうまく活用していただいています。
「あけてんで」は閉じていても自然通風ができるスリットなど、閉じている状態で微調整ができる製品があるとより幅が広がってくるかと思います。
物件名 | 芦花の丘かたるぱ保育園 |
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場所 | 東京都 |
設計者 | 有限会社 湯澤建築設計研究所 岩田 良和 様 |
都立公園内にある施設のため、公園とのつながりが重要なコンセプトの1つだった。しかし、保育園という用途上セキュリティも重要視されるため、通常時は閉じることができ、イベント時には開くことができるような開口の作り方が求められた。開口時に方立てもなく、大開口を作れるイスターカーテンは今回の要求を実現するのに最適な製品であると思い採用した。
方立てなしの9m以上の開口は想像以上の開放感で、開口部から取り込まれる爽やかな風や公園内の豊かな緑との繋がりが「公園とのつながり」というコンセプトを高いレベルで実現できた。
最初はセキュリティ面を気にされていましたが、開けたときの爽快感・開放感を実際に体感されてからは、中間期やイベント時に積極的に開放して利用いただいています。また、サッシの開閉も軽くて女性保育士でも容易にできることも積極的に利用する大きな要因になっています。
専用の網戸を開発してほしい。
物件名 | BEEVALLEY YOYOGIUEHARA |
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場所 | 東京都渋谷区 |
設計者 | 株式会社AE総合計画 天児 実 様 |
地下のパーティールームをドライエリアに面して外部と一体で使えるように、全開口のサッシを探しており、イスターカーテンを採用しました。
フルオープンにした場合の一体感は設計の意図通りで大変満足しています。
地下の部屋であるにもかかわらず、明るく開放的な雰囲気に満足されています。
遮音性能の高い商品の選択肢があるとよい気がしました。
物件名 | プレザングラン南雪谷 |
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場所 | 東京都大田区 |
設計者 | 株式会社井上穰建築デザイン研究所 |
有料老人ホームの食堂を眺望の良い5階に配置することとなり、食堂には3面大開口のサッシを採用した。その一面はウッドデッキでフラットに繋がる屋上庭園も設計したので、イスターカーテン「あけてんで」を採用して内外広がりのある空間を演出しようとしました。
期待していた以上に広がりのある空間が出来て満足しています。
また、下枠フラットの仕様なので、車いすでも段差のない安心安全なものになりました。
竣工披露でテープカットを屋上庭園で行い、5階の食堂と一体となった披露でしたので、大いに利用されて喜んで頂けたと思います。
框の見付寸法のスリム化。遮音等級の向上。
水密性、気密性の性能の向上させるアタッチメントの開発。
樹脂サッシに対応していくとカラーバリエーションが増えて採用の幅が広がると思います。
物件名 | 介護老人保健施設 葵の園・松戸東 |
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場所 | 千葉県松戸市 |
設計者 | 株式会社アトリエ・リガ・テ都市建築計画 田村 芳夫 様 |
今回は中庭に面してイスターカーテンを設けました。療養者の方が屋内からも、中庭に出ても季節の移り変わりをより身近に感じられるようにしたいという思いから採用しました。
通常の限られた範囲での開口とは大きく違う、建物内部と外部の一体感がとても印象的に演出できたと思いました。
イスターカーテンを全開にして中庭とのつながりを見て頂いた際に気に入って頂いたようでした。
春や秋などの中間期にイスターカーテンを全開にしたいが虫が入ってくるので網戸つけたいとの相談を施主から受けました。付属品として網戸の開発をしてほしいです。
枠が木目調のものがあれば使いたい箇所が増えるかなと思います。
物件名 | 学校法人渡辺学園 中央こども園 |
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設計者 | 株式会社時設計 九州営業所 埜口 泰史 様 |
幼児施設様からの高いご要望として、サッシ窓の有効開口を大きく取りたいとのニーズがあります。大開口における設計自由度があるイスターカーテン「あけてんで」は、お施主様の期待に応えてくれるので採用しやすいです。
お施主様のニーズにマッチした製品なので、提案しやすく、納入後の評価が高いので、毎回安心して提案できます。下枠フラット仕様は、開放時に段差がない安全性と、水密性保持も兼ねており、安心感があります。
・期待通りに開放的な空間が実現できている。
・下枠のフラット仕様は、元気いっぱい走り回る園児や、来園される保護者様への安全配慮の面で好評です。
・網戸の要望多いので、御社ブランドの商品開発
・防火仕様の下枠フラット仕様
今後もニーズにマッチした御社オリジナルの商品開発を期待しています。
物件名 | カトリック芦屋教会 司祭信徒館 |
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設計者 | 株式会社 安井建築設計事務所 松本 猛 様、杉江 順哉 様 |
開放時に集会室と外部バルコニーテラスの一体的な利用を可能とし、かつ閉鎖時に水密性・気密性のある建具として採用しました。障子が軽く、操作性がよいこともポイントでした。
内外が連続した豊かな空間が実現しました。
気持ちの良い空間ができたと実感していただいています。
框の見付けがよりスリムになっていくとよいかと思います。
物件名 | あゆみが丘学園 多目的ホール |
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場所 | 京都府京丹後市 |
設計者 | 株式会社ゆう建築設計 清水 大輔 様 |
屋外でイベントを行う時に、開け放って空間を内外一体的に利用できるように3メートル近い高さが取れること、雨水浸入に対する足元部分のディテールが考えられていることという観点から商品を選定しました。
気密性が高く、全面開口にも関わらず室内に居て落ち着いた感じがあります。足元部分の水仕舞に関しては閉まっている時は蓋がされ、大雨の吹き込み等でも直接室内に雨水が浸入しない仕組みになっているため安心感があります。
屋外でお祭等のイベントの際に、開け放つことで車いすの高齢の方が室内からお祭に参加されるなど、非常に有効に活用されています。
屋内の商品バリエーションについて、「スリムタイプ」は小回りの効くよい商品と思いますが、可動時の静音性、軽さをもっと改善するとさらに使う場面が増えると思います。
物件名 | 流山市立 おおたかの森小学校・中学校 |
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場所 | 千葉県流山市 |
設計者 | ㈱シーラカンス アンド アソシエイツ一級建築士事務所 |
物件名 | 社会福祉法人峰栄会特別養護老人ホームさぎの宮寮 |
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場所 | 静岡県浜松市 |
設計者 | 株式会社ナカノ工房一級建築士事務所 石川 哲也 様 |
全面開放した時の開放感が欲しかった。
また、3階屋上テラスに設置を考えていたため、耐風圧強度・水密・気密性が必要だった。そこで「あけてんで」を採用しました。
窓を開けた時の開放感と外部テラスとの一体感が得られ非常に感激しました。
ここに全面開放折れ戸を採用したことは間違いではなかったとひたすら感心していました。
今回の採用時には床フラットタイプの製品がまだでていなかったので、次回はぜひ新製品のフラットタイプを採用してみたい。
その時も今回のような軽快な開放感が得られるのか試してみたい。
現在、保育所の設計を進めているため、園児向け安全対策仕様の製品があるが、もう少しパネル幅の広いものができるように工夫願いたい。
物件名 | 高槻双葉幼稚園園舎 |
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場所 | 大阪府高槻市 |
設計者 | 株式会社 エーアンドシー設計 石田 俊二郎 様 |
10年前に設計した公立幼稚園が最初の採用。児童施設における当社の設計では廊下を単なる通行の為のスペースではなく、少し広めの内部廊下と外部デッキ空間をペアとし、内外空間をつなぐ「もうひとつの部屋」として一体に使える空間として活用するプランとする場合が多い。そして季節や天候によりふたつの空間を簡単(女性が多い環境のため)にフルオープン~クローズ出来るスペックとして最適と考え、以降の設計でも数多く採用しています。
当初の製品は下枠のディテ―ル等が未成熟で、風雨の強い時の吹き込み等上履き空間での使用は若干支障があったが、最近は改善されている。当社では内外の空間をつなぐ軒下空間との意味合いから、屋外側には深い軒を設けるプランにします。
今回採用の双葉幼稚園様は当社の設計事例を見学頂いて、実際にイスターカーテンを操作し設計コンセプトを理解して頂いての採用であったので、気候により同カーテンを開閉し通路空間を利用されている。尚2階ホールへの渡り廊下を待合室に利用する案は西川副園長の発想でした。
採用する建物用途は耐火性能が要求されることが多く、防火設備性能があればもっと幅広く使えそうです。また、より開放性を得るためコーナーに柱を立てたくないので、回り込める商品(昔からある納まりで雨戸は可能)や、児童施設ではイスターカーテンを畳んだ状態では危ないので必ずオリジナルの戸袋を設けますが、雨戸同様オプションとして規格化された戸袋があれば便利と思います。
最近アルミサッシでも袖壁に引き込めるタイプの商品が出始めています。私は以前既成サッシ部材を使い特注加工で使用していましたが、残念ながら開口巾が大きい場合障子数が多くなり、それに伴いレール数が多くなり思いのほか目立つ敷居となります。この点イスターカーテンは1本のレールで限りなく広く自由なカーブのある開口が得られる貴重なスペックであり、今後も使いたい商品です。